目次
第１章 コミュニケーション・デザインの背景 激変する広告環境（変わるメディア環境；変わる生活者行動 ほか）
第２章 コミュニケーション・デザインの実際 事例とその設計図（話題を広げる―永谷園「ミス冷え知らずＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ’０８」；徹底的に尖る―ワールド通商「求ム、天才」 ほか）
第３章 コミュニケーション・デザインの実践 考え方とヒント（コミュニケーション・デザインの特徴；プランニング・プロセス ほか）
第４章 コミュニケーション・デザインのこれから 日々試行錯誤（Ｆａｃｉｌｉｔａｔｉｏｎ Ｄｅｓｉｇｎ；Ｃｏｎｔｅｎｔｓ Ｃｒｅａｔｉｏｎ ほか）
著者等紹介
岸勇希［キシユウキ］
電通コミュニケーション・デザイン・センターコミュニケーション・デザイナー。東海大学海洋学部水産学科卒業。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。中央大学研究開発機構専任研究員を経て２００４年電通に入社。中部本部にて雑誌部、メディア・マーケティング部を経験。２００６年より東京本社インタラクティブ・コミュニケーション局クリエーティブ室にてコミュニケーション・デザイナー。２００８年７月よりコミュニケーション・デザイン・センター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Ａ
2
はあちゅう女史にセクハラ・パワハラを告発され逃亡中の著者。コミュニケーションデザインを生業とする者が、プライベートなコミュニケーションに失敗し失脚させられるとはなんという皮肉。おそらく著者は物事の表層を扱うのはうまいけど、深層の信念や思想が欠如しているために、こういう事態が起こったんじゃないかと推測します。残念です。ただ本書自体は、著者が関わったプロジェクトを事例に、著者の柔軟な思考や鋭い洞察を窺い知ることができ、面白く読めました。クリエイターは本当にいろんなことを考えてるんですね。感心します。2018/01/07
nezi
2
相手ありきのコミュニケーション 誰に、何を、伝えるか？を考える 少し古いが、実例解説が詳しく今読んでも参考になる一冊2014/12/07
チョコろん
1
エンドユーザーの気持ちをデザインする広告コミュニケーションを考える本。---徹底した広告代理店視点で記述されている。10年以上前の刊行で、時代を感じる単語もある。しかし、気持ちのデザインについては、今でも色褪せない情報が載っている。ユーザ心理に寄り添う設計は、直接成果が上がる部分ではないから、蔑ろにされがちな個所。でも、そこを疎かにすると施策が揺らぐ。金と時間があるなら必須な部分だが、実行できてる企業は代理店も事業会社もどれくらいあるんだろ。広告施策の根幹の部分を顕在化させた意味で本書はとても有意義。 2018/10/07
my
1
広告代理店のあり方を大きく再定義した本。昔はCMを打てば簡単に社会にインパクトを与えることができました。しかし現在より多様な情報接触のタイミングにより、画一的にCMを打つだけではうまく行きません。よりターゲットの気持ちに寄り添って、気持ちの変化を設計する。他人への想像力を大変求められる仕事へと変貌していると説いています。日頃のアンテナと、他人への興味をもっと磨かなければならないことを痛感しました。2016/02/05
iTOMOHIRO
1
再読。新たな発見が沢山あった。気持ちをデザイン。素敵なコトバだ。仕事の面白さを再認識した。2014/09/18
