内容説明
本書はニューラルシステムのＬＳＩ化技術の立場から、ＬＳＩ技術者のために、ニューラルネットワークの本質、実現技術の課題を述べるものである。本書の特長は将来のＬＳＩ技術とニューラルネットワークの関わりについて、単なる解説でなく、思想をもって記述しようとしたことである。特に将来の機能デバイスの研究方向、応用の考え方についても述べた。
目次
第１章 序論（ニューラルネットワークとは；ニューラルネットワークＬＳＩ化の意義）
第２章 ニューラルネットワークのアーキテクチャ（アーキテクチャの基本技術；各種のネットワークモデル）
第３章 アナログニューラルネットワークＬＳＩ（アナログニューラルネットワークＬＳＩの意義；アナログニューロＬＳＩの特徴と方式分類 ほか）
第４章 ディジタルニューラルネットワークＬＳＩ（ディジタル方式の特徴；ディジタル方式の要素技術 ほか）
第５章 ニューロン機能デバイス（ニューロン実現に適した機能デバイス；ニューロンレベルの機能化 ほか）
第６章 ニューラルネットワークＬＳＩ技術の将来像（ニューロシステムの規模と能力はどこまで進むか；次世代のハードウェア技術への道程 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
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今ではメインストリームにいるニューラルネットワークについて、LSI/集積回路でそれを実現する上での諸々を丁寧に記されている一冊。2010/11/04
