内容説明
本書では、環境問題を、原点に立ち返り、分かりやすくその概略を説明するとともに、情報流通技術の環境問題への適用についても述べた。環境問題への企業からのアプローチ例として具体的にＮＴＴグループの対応について記している。
目次
第１章 環境問題とは
第２章 エネルギー面からの環境問題へのアプローチ
第３章 資源保護の観点からの環境問題へのアプローチ
第４章 廃棄物面からの環境問題へのアプローチ
第５章 情報流通技術の環境問題への適用
第６章 環境問題を取り巻く状況
第７章 環境問題に対する企業戦略例―ＮＴＴグループの環境保護基本戦略
著者等紹介
笠原正昭［カサハラマサアキ］
西日本電信電話株式会社常務取締役大阪支店長。昭和４３年日本電信電話公社入社。主に交換機の技術開発、通信設備の企画推進業務、電話事業サポートの統括業務に従事。平成元年ＮＴＴ福岡支社長。４年設備企画部テクニカルセンタ所長。６年知的財産部長。７年理事技術調査部長環境問題対策室長。９年取締役技術部長環境問題対策室長。１１年より現職。１２年最高責任者として大阪支店におけるＩＳＯ１４００１取得を推進。昭和４３年慶応義塾大学工学部電気工学科卒業。電子情報通信学会等の会員
桑野博喜［クワノヒロキ］
ＮＴＴサイバーソリューション研究所ｅ‐ライフクリエーションプロジェクト部長、プロジェクトマネージャ。昭和５２年日本電信電話公社入社。主にイオンビームによる半導体の微細加工、通信衛星用アンテナポインティングメカニズム、通信設備センシングシステム、環境センシング、マイクロマシンなどの研究開発に従事。平成９年ＮＴＴ技術部環境問題対策室担当部長。１１年第三部門担当部長。１２年より現職。この間、米国コーネル大学客員研究員（昭和６２～６３年）、東北大学未来科学技術共同研究センタ客員教授（平成１０～１１年）。昭和５０年東北大学工学部機械工学第二学科卒業。５２年同大学院工学研究科機械工学第二専攻修士課程修了。２年工学博士（同大学）電気学会、電子情報通信学会、精密工学会、ＩＥＥＥ各会員。平成６年・７年ＮＴＴ社長表彰。７年ＮＴＴ研究開発本部長表彰。９年精密工学会論文賞受賞
山田一郎［ヤマダイチロウ］
ＮＴＴ生活環境研究所長。昭和４９年日本電信電話公社入社。主に情報機器の運動制御の研究、大容量光記憶システム、クリーンエネルギーシステム、高効率エネルギー変換装置、高エネルギー密度電池などの研究開発に従事。平成７年ＮＴＴ境界領域研究所通信エネルギー研究部長。１１年通信エネルギー研究所エネルギーシステム研究部長。１２年より現職。昭和４７年東京大学工学部機械工学科卒業。４９年同大学院工学系研究科機械工学専攻修士課程修了。６０年工学博士（同大学）日本機械学会、精密工学会、電子情報通信学会、計測自動制御学会各会員。平成４年ＮＴＴ社長表彰、日本機械学会技術賞受賞。１１年通商産業省資源エネルギー庁長官賞受賞。１２年日本機械学会ＩＩＰ部門功績賞受賞
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