内容説明
本書は、UNIXおよびCまたはC++の知識を所有する方を対象に、UNIXからLinuxへC、C++のプログラムの移植を実施する際の技術的参考書となることを目的として作成。本書に記述している内容は、NTTコムウェアがUNIXで開発した商用システムをLinuxに移植検証した際に得たノウハウである。
目次
1 はじめに
2 Linuxの概要(Linuxとは;glibcとは;LinuxとUNIXの相違点)
3 動作環境について(ハードウェアについて;ソフトウェアについて)
4 移植作業手順(移植作業概要;移植条件の調査;ソース移植;検証;移植ツール)
付録(モデルシステムの移植について;UNIXとLinuxの差分機能一覧;移植支援ツールについて;移植作業実施において参考になる情報一覧)
著者等紹介
渡辺敏和[ワタナベトシカズ]
1974年名古屋大学工学部電気・電子工学科卒業。同年日本電信電話公社入社。1985年より、UNIXを利用した電気通信設備のオペレーションサポートシステムの開発に従事。1997年現職。構造化分析・設計手法およびオブジェクト技術を積極的に導入するとともに、ミドルウェア開発の推進に努める。また、早くからLinuxの動向に注目し、社内のLinux導入推進に努める
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