内容説明
『まんが日本昔ばなし』の生みの親が訪ねる「昔ばなし」の故郷エッセイ!
目次
かぐや姫―奈良県
一寸法師―大阪府
桃太郎―岡山県
耳なし芳一―山口県
けちんぼ六さん―東京都
分福茶釜―群馬県
カッパ淵―岩手県
浦島太郎―京都府
安珍清姫・髪長姫―和歌山県
天のはしご天橋立―京都府〔ほか〕
著者等紹介
川内彩友美[カワウチサユミ]
法政大学文学部卒。武蔵野美術大学卒。TVアニメーション『まんが日本昔ばなし』を製作。1975年から二十数年続いた長寿番組として高い人気を誇り、文化庁優秀映画作品賞をはじめ数々の賞に輝く。日本映画テレビプロデューサー協会会員。日本美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はる
38
アニメ「まんが日本昔ばなし」を制作された川内彩友美さんが、「桃太郎」や「分福茶釜』など、昔話の舞台となった各地を訪ねた紀行エッセイ。悪くは無いけれど、少しカタい。もうちょっとくだけた内容でも良かったかな。写真も小さいし。企画はいいんだけどな~。残念!2015/01/07
TERu☆
6
著者は日本昔ばなしを作った方。日本昔話の原作となった民話や歴史の史跡を訪ねながら、民話に触れています。たまには、有名な観光地に行くのではなく民話を追いかけてそのゆかりのちを訪ねる旅をしてみるのも良いかも。2014/11/23
渡辺(読書/散歩)
1
『まんが日本昔ばなし』の製作者が、昔話の舞台となった様々な地域を訪ねた紀行エッセイ。昔話が今も根強く愛されている地域、時代に合わせた形で存在している地域、忘れ去られひっそりと痕跡を残すのみの地域。意識していなければ知らずに通り過ぎてしまうし、何もしなければ消えていくのが昔話だと思います。それをなぜ残す必要があるのか、なぜ守る必要があるのか。自分自身明確な答えを出せずにいますが、理屈を抜きにして昔話が好きだからということはハッキリ言えます。https://book-attic.com/konjaku2024/04/24