内容説明
史上最悪の環境汚染物質プルトニウムを消す技術を知っていますか?生物学者が生命から語る人類の未来像。
目次
第1章 恐竜理論(K‐T境界;恐竜理論;ネズミを捕るのに虎を飼う;現在の原発の致命的な欠点;プルトニウム・核廃棄物の処理方法を模索する)
第2章 プルトニウム消滅!(古川和男氏との出会いと別れ;熔融塩原子炉(熔融塩炉)の特性
燃料としてのプルトニウム熔融塩とトリウム熔融塩
半分しか知らない原子炉
プルトニウム消滅!
熔融塩炉の大きな目的
オバマ大統領のプラハ演説)
第3章 エネルギーをどうするか(なぜ経済を考えるのか;お金とは何か?;生命と富;収益と求心力;脱原発の新思考)
第4章 公共の土俵に上げる(真実の色;公共の土俵に上げる;ポジション・トーク;科学と科学者)
終章 環境なくして人間なし人間なくして経済なし(人類の夢;人類の盾)
著者等紹介
森中定治[モリナカサダハル]
生物学者(農学博士)。1949年三重県四日市市生まれ。1972年名古屋大学農学部卒業。中外製薬(株)入社。化成品開発~医薬学術部門。1994年放送大学入学。2002年日本生物地理学会会長に就任。2003年名古屋大学にてチョウの分子系統学研究にて農学博士号取得。2009年中外製薬を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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