内容説明
ペン一本で50年。照る日曇る日原稿用紙のマス目を埋めて幾歳月。今なお多忙の日々に明け暮れる老骨の売文繁盛記。生涯現役の自由業入門。
目次
序章 七十六歳B級ライターの一週間―信じられない過密スケジュール(蟻のように働いてきたキリギリス;多忙の数十年間 ほか)
1章 自由業の知恵袋(仕事好き;自由業という運命 ほか)
2章 一匹狼の心得(自惚れと謙遜;仕事先との相性 ほか)
3章 B級のこぼれ話(売文家の旅立ち―吉田絃二郎『雉子笛を吹く人』;幻の作詞家デビュー ほか)
4章 袖摺り合ったA級人―本当に何気ない話ですが…(漫画雑誌の取材で会った吉行淳之介;妻を抱けない梶山季之の理由 ほか)
著者等紹介
菅野国春[カンノクニハル]
作家・フリーライター・出版プロデューサー。昭和10年(1935)岩手県生まれ。国学院大学卒業。編集者、雑誌記者、編集プロダクション経営などを経てペン一本の生活に入る。文章職人として小説、エッセイ、論文、実用書、歴史、漫画原作、スポーツ紙コラム、広告コピー…と、あらゆる文章を書いて現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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