目次
序 平成の大横綱「貴乃花引退」に寄せて
第1部 平成の大横綱・貴乃花の宿命とその生い立ち(星を継ぐもの「貴花田」誕生;貴花田「綱への躍進」の原点;花田家三代「良血の系譜」;ライバル曙、双葉山と千代の富士;千代の富士インタビュー)
第2部 「貴乃花人気」を生んだ大相撲マスコミの歴史(新聞報道が煽った大相撲人気;雑誌・週刊メディアの勃興;電波メディア「相撲放送」開始;大新聞の社会面を捉えた大騒動)
結び 「貴之花引退後」の角界を憂う
著者等紹介
塩沢実信[シオザワミノブ]
長野県生まれ。日本ペンクラブ、日本出版学会会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Carlos
3
半分以上、題名と関係ない話2015/07/04
Tomomi Yazaki
1
D級 横綱貴乃花に関する内容は最初の1/3のみ。あとは大相撲の史実を報道関係と絡めて記述しているだけの本。誤字や不備も多く、金星を金賞とか、横綱大乃国が211cmだったとか、『日本人の平均身長が一メートル数十センチだったころ』などと、かなりアバウトな表現があり細かいことはあまり調べない筆者の性格がよく表れている大傑作。久々に読むのが苦痛な本でした。2013/09/20
かっちん♪
1
相撲道に「不惜身命」を貫いた大横綱・貴乃花の姿が掲載されているのかと思いきや、貴乃花以外の力士やマスコミの歴史など期待を覆す残念な内容でした。 当時の小泉総理に「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」で表彰を受けてからは、7場所の長期欠場。そして横審から引退勧告もほのめかされ、出場はしたものの結果的には引退。 そこら辺の苦悩の姿などを読めるのかと楽しみにしていたのに、半分以上が貴乃花以外の内容になっていて、この手の本は1日で読むのに、捗らず数日かかりました。2011/10/09