内容説明
『愛と死をみつめて』の主人公マコが育った信州の原風景を回想し、現代文明の問題点を鋭く問い、真の豊かさを追求する。
目次
第1章 豊かな自然の水があった(メダカ;信州の水 ほか)
第2章 自然の食べ物で育った(イナゴ獲り;山菜どり ほか)
第3章 自然の中で学び、遊んだ(モズはどこへ;山歩き ほか)
第4章 素朴な暮らし(囲炉裏と竃;裸足の生活 ほか)
第5章 現代への警鐘(豊かさとゴミの山;農業小国ニッポン ほか)
第6章 世界に学ぶ(少年期がそこにあった―ベトナム;ガーデニング発祥の地―イギリス ほか)
著者等紹介
河野実[コウノマコト]
昭和16年8月8日生まれ。長野県伊那市出身。伊那北高等学校卒業後、中央大学商学部に入学。昭和39年、中央大学3年のときに出版した『愛と死をみつめて』は150万部を超えるベストセラーになる。ジャーナリストを目指して昭和40年、東京写真専門学校報道写真科に編入。その後、フリーカメラマン、自動車専門誌記者、経済記者を務める。昭和53年より作家山本茂実氏に師事。平成2年独立し、フリーのノンフィクションライターとなる。日本ペンクラブ会員。日本旅行作家協会会員
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