内容説明
京格子の内の、古くから伝えられる生活文化、年中行事を紹介しながら、日々の営みを写真とともに、詩情豊かに綴るエッセイ集。
目次
お正月はとうとうたらり
雪のうちに春はきにけり
霞たなびく春の日に
花冷えのころ
五月雨に若葉ぬれて
水無月に思うこと
祇園祭
立秋とは名ばかりの
千草 秋風にうちなびき
秋暮れて
もみじ葉 初霜に色まして
年のおわりになるごとに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shm
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旧家に生まれ育った著者による月ごとの歳時記エッセイ。毎月最後の１段落に、京都のその季節の情景が短く綴られる。その情景を描きすぎないので、読後の余韻が広がる。2014/10/26
9saito
0
料理とか細かなしつらえとか 商家の暮らしの実際とか そういう内容を期待する方には 物足りないと思います。 エッセイとしても薄味なので ちょっと手応えが弱い印象を受けました。2012/04/23
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