内容説明
著者が三年間にわたって美術月刊誌『一枚の絵』に連載した三体書道講座を、このほど『ふだんづかいの書』として再編集した。理論的に段階を踏んで、楷書・行書・かなの三体が同時に平行して学べるように構成されている。ワープロやパソコンによる文書が多用される現代生活にあって、少しでもふだんの生活の中に毛筆書を生かしたいと考える人に、本書はまさにそれに応えてくれる好テキストである。
目次
基礎編(楷書の特質;楷書;行書の特質 ほか)
応用編(楷書;行書;かな)
学習のページ(古典に学ぶ;私の楷書作品;私の行書作品 ほか)
書の名作鑑賞―師弟の書の流れ(張廉卿;宮島詠士;上条信山)