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出版社内容情報
技術士第一次試験は平成13年度、14年度、15年度と3ヵ年に渡り、毎回その出題形式や合否判定基準が変更されてきた。受験者にとってもその変更にはとまどいが隠せず、受験指導をする私たちも大いに翻弄されてきた。しかし、平成15年度試験から、すべての科目が5肢択一形式となり、専門科目の出題数も決定されたようだ。これからは、的を絞った学習ができそうである。
平成15年度の技術士第一次試験結果は、前年度をはるかに上回り、相当の合格者を出した。受験者のもっとも多い建設部門をみても、50%を超える合格率となったが、この数字は適性科目のみの受験者も含まれている。(社団法人日本技術士会の発表による。)これまで技術士第一次試験の指導を続けてきたが、受験者の最大関門が「基礎科目」となっていることは事実である。技術士第二次試験が”高等の専門的応用能力”の有無が合否判定基準となっているのに対し、技術士第一次試験は”浅く、幅広い科学技術一般”を問うている。出題される幅が広いだけに的を絞り込めないという言葉をよく耳にするが、過去の出題傾向を分析すると一つの方向性が見えてくる。
科学技術にはオカルト的発想は一切なく、技術的見地に立ったデータのみが命である。本書では過去3年間の出題傾向を徹底分析し、出題確率の高いカテゴリに的を絞り込んだ。私たち編集者は今後とも問題を分析し続け、2年ごとに改訂版を出版する計画を持っている。
本書を丁寧に解きすすんでいただき、第一次試験という第一ハードルをみごとに超え、着実に技術士への道をまい進されることを祈念している。
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