サバがマグロを産む日

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サバがマグロを産む日

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885365881
  • NDC分類 487.5
  • Cコード C0040

内容説明

あと40年で海の天然魚が絶滅する!?身近な海洋環境から生命の神秘、暮らしと食卓、健康まで12人の“魚大好き先生”オールスターが語り尽くす海・魚・食・遊・私たちの未来。

目次

第1章 魚と人の未来(サバにマグロを産ませる技術は、絶滅に瀕した渓流魚の保全が出発点だった―僕は崖っぷちの魚たちを科学の力で救いたい)
第2章 私たちの味覚と海の絆(前代未聞のお魚タレントとして大ブレークのさかなクンが日本の魚の魅力について語る!―お魚大好き!さかなクンです!;魚食国家は長寿国家、この事実に世界が注目している―旬の魚から長寿の“あぶら”を美味しくもらう;日本生れのサケを日本で消費する。この当たり前のことが今、風前の灯になってしまった―かつてこの国には種川という究極の省エネ増殖システムが存在した)
第3章 暮らしと魚のあんなコト、こんなコト(金魚博士が最新のテクノロジーで明かすその正体―日本の金魚は全部同じ祖先から生まれた;鮮魚の保存技術としてスタートした蒲鉾産業が、最先端のペプチド事業に挑む―蒲鉾は脳で味わい、脳で楽しむ食べ物なんです;ネギトロ業者が持ち込んだカツオとマグロの頭からすべてが始まった…―DHAの大量生産を可能にしたカツオ眼窩脂肪との出会い)
第4章 身近な海の環境を考えよう(大気の流れと地球の自転が生み出した奇跡の海流、黒潮の正体―気候、文化、食物…この豊かな国の土台は黒潮の贈り物;ヒレも尾もない卵たちが大海原で気に入った場所に移動していくという不思議―浮く、沈む、そして流される。魚の卵の生き残る知恵;行政や地域の親子と歩調を合わせた、釣り人たちの自然復興事業―釣り人の夢と子供の未来がひとつになって東京湾は甦る)
第5章 21世紀の魚釣り(環境負荷を抑えた釣りエサ研究の最前線事情―釣りエサ開発マンの熱血奮闘記;最先端のフィッシングパークでは、美しくて引きも強く、食べて美味しい遊漁専用の魚造りが始まっている―ニジマス釣りから見える日本の遊漁の将来)

著者等紹介

刑部真弘[オサカベマサヒロ]
1980年東京大学大学院工学系研究科修了、同年日本原子力研究所研究員。米国ロスアラモス国立研究所研究員等を経て1990年、東京商船大学助教授。以後、東京商船大学教授(1999)、東京海洋大学教授(2003)、東京海洋大学理事・副学長(2006)。工学博士、JSMEフェロー

奥山文弥[オクヤマフミヤ]
フィッシング・カレッジ校長。北里大学水産学部増殖学科卒業。フィッシング・ジャーナリスト、有限会社奥山プランニング代表取締役。東京海洋大学社会連携推進共同研究センター客員教授。クラーク記念国際高等学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

40
さかなクンの本を片っ端から読んでいてであった一冊。さかなに関するお仕事って奥が深いのですね。難しい話も多かったですが、興味深かったです。いつか鯖がマグロを生む日が来るのでしょうか?そして、魚を、それも地元の魚を食べていこうと強く思いました。さかなのレパートリーが少ないので、研究せねば。2016/02/17

らむし

2
題名にドキッとして読んでみた。サカナ君の所が個人的に面白かった。旬じゃ無い魚の味を分かりやすい解説をしてくれて楽しんで読める。あと、みんな環境問題に真剣に取り組んでいるのがわかった。おかげで今晩の飯は魚になりそうだ。2018/06/21

ツナ

1
サバがマグロを生む日、と書いて寿司の写真がある。これだけ見ると、その目的はマグロの安価供給であるかのように見えるが、作者の願望はマグロの資源管理だった。マグロの生殖細胞を保管して代理親であるサバに生ませる。そのメリットは①自然環境下のマグロに手をつける必要がなくなる。②複数個体の生殖細胞を用いることで遺伝子の多様性を保てる。③代理親であるサバの養殖は容易なので養殖コスト削減につながる。あと、魚には絶えず水圧がかかり高速遊泳する種は流動性に富む脂肪分DHAを多く含むという見解が、魚だけに目からうろこでした。2020/01/25

Tomoko

1
「日本の金魚は全部同じ祖先から生まれた」「ニジマス釣りから見える日本の遊魚の将来」が興味深かったかな。魚は食べる専門で知識も興味もなかったけど、分かり易くて読み切れた。うん、魚が食べたくなった。2013/03/31

ビッグマックツトム

0
各分野の魚の専門家が、一般人にも分かりやすく海洋環境、生命の神秘、釣りエサ、暮らしと食卓、養殖の未来、魚がもたらす健康などなど、お腹一杯、目から鱗のコラム集だった。 各先生に、食材としての好きな魚?生物として好きな魚?思い出に残っている魚との出来事?を聞いていて、全て膝をうつオモシロ回答だった。2024/04/25

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