内容説明
迫りつつある日米決戦の日。強大な戦力を誇る米太平洋艦隊は日本壊滅の機を窺っていた。対する聯合艦隊の策は“奇襲”しかない。かくして極秘の内にパールハーバー奇襲の準備は着々と進められていた。が、そのとき遠く離れたフィリピンのコレヒドールでも、もうひとつの奇襲の命令が発せられていた。ハワイと、マニラ湾の入口に浮かぶ小島の超要塞コレヒドールの同時壊滅がそれである。迫りくる開戦の12月8日に向け、隠密部隊は潜航した。果たして、2つの「ニイタカヤマノボレ」は発せられるか。
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