内容説明
本書では、企業の「環境経営」の総合的な理解を図るために、「環境経営」の概念的な形成のプロセスとその原則を明らかにし、「環境経営」に取り組むにあたって今後企業に影響をおよぼすであろう社会経済的な枠組み、あるいは、外部要因について考察を加え、「環境経営」を実施するために必要な具体的な活動について詳述した。今後わが国の企業が「環境経営」の分野で先導的な役割を果たすことを期待して、早くから「環境経営」に先進的な役割を果たしてきた欧米諸企業の取り組み事例を紹介している。
目次
第1編 環境経営概論(生産活動と環境―歴史的変遷;持続可能な開発理念への軌跡 ほか)
第2編 環境経営の社会・経済的枠組み(グリーン化社会への環境政策;環境と貿易 ほか)
第3編 環境経営へ向けた具体的活動(環境問題の動向;目で見える環境管理 ほか)
第4編 欧米企業に見る環境経営のすがた(“環境会計の先駆者”―オンタリオ・ハイドロ社(カナダ)
“ボパールからの再生”―ユニオン・カーバイド社(米国) ほか)
第5編 関連資料集(環境管理マニュアル(文書事例)
環境管理規定(文書事例) ほか)
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