内容説明
日本映画１００年。日本とアジアの映画は日本の歴史をどう描いてきたのだろうか。本書は名作・珍作・問題作のなかの歴史像を検証し、新しい角度から映画の奥深く魅力的な世界に読者を誘う。
目次
１ 映画のなかの古代史
２ 映画のなかの中世史
３ 映画のなかの近世史
４ 映画のなかの幕末・明治・大正期
５ 映画のなかの昭和前期
６ 映画のなかの太平洋戦争
７ 映画のなかの戦後史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
春満
1
この本の存在ついてはカナダ人の日本映画研究者に教えてもらったのだが、アメリカ・ドイツ・オーストラリア・台湾などで日本映画研究の基本図書としてデジタル所蔵されている名著とされているという。日本史を描いた映画を網羅しているので資料的価値が高いうえに、筆者の主観的評価が明快で面白い。取り上げられている作品を絶対見たくなるし、この本を読んでから見ても、さらに映画が好きになること間違いなしだね。2012/09/23
