目次
愛のかなしみ（「権狐」の世界；「手袋を買ひに」）
通い合う心―幼年童話
かなしみはどこにも―幼年童話
知ることのかなしみ
愛のかけ橋
臨終のうた
愛の築設―懐かしき隣人達の物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のせなーだ
2
こんな作品はどうして生まれたのかと作者への興味を持つことがある。本書では、かって読んだお話や色々思うこともあり、やや暗い気持ちになったのも事実だ。しかし彼の日記などから、彼の声を聞き、距離感が縮んだような思いで、再度気になる童話を読んだ。家庭環境、病など人一倍辛い生活だったことは心が痛む。でも、作品はいつまでも心に響き残る。2023/06/08
