内容説明
心身医療では、カウンセリング・一般心理療法をベースとして、その上に三本の柱として自律訓練法、交流分析、行動療法が挙げられているが、交流分析はその一つとして使用の頻度が高いものである。本書では、エゴグラム・チェックリストの質問項目を全部、社会生活に通用するもので纏め、行動を主としたものとして、自己の欠陥を見つけるネガティブな意味よりは、前向きな意味をもたせ、「自己成長エゴグラム(Self Grow‐up Egogram;SGE)」と名付けた。
目次
第1章 交流分析の基本的考え方
第2章 SGEの具体的使用方法
第3章 SGEの臨床応用
第4章 解説付研究論文
第5章 その他の研究成果