内容説明
著書80冊以上のベテラン・セラピストと、文筆のスタイリスト。晩秋を生きる「永遠の青年」と「生き方を問う青年」の二人が、人生という名の旅を通じて文章とダイアログで交流を重ね、混迷する時代に問いかける、深長で思索的で、ライブ感溢れるメッセージ。
目次
第1章 癒し合う出逢い(出逢いの人生―ルルドでの癒し;街は自然に抱かれ、聖地は街に抱かれ、人は聖地に抱かれる―ルルドの泉体験記 ほか)
第2章 「私」と異文化(異文化との出会い―金門橋の上に立ち;“自分探し”と異文化の理解 ほか)
第3章 人間本来の「時間」(スローライフへの憧憬―魂の原郷を求めて;現代社会の「生」のリアリティを見つめ直す ほか)
第4章 バース・ヴィジョンと死生観(バース・ヴィジョンの覚醒と達成を求めて―鐘楼の頂に立つ;愛、死生観、ヴァルネラビリティ―ホリスティックな人間への架け橋 ほか)
著者等紹介
近藤裕[コンドウヒロシ]
サイコセラピスト、教育学博士(臨床心理)。1928年生れ。早稲田大学専門部を経て西南学院大学を卒業。九州大学教育心理学教室で学び、米国へ留学。’71年から米国バークレー市のヘリック・メモリアル病院で心理相談室長を12年間務め、帰国。東京女子大学、昭和大学藤が丘病院で講師を務める。現在、ライフマネジメント研究所所長。企業向けセミナー、臨床、講演、執筆活動をおこなっている
太田塁[オオタルイ]
文筆家。1973年生れ。青山学院大学卒業、法政大学大学院修士課程修了。大学院在籍中より専門誌で活動。音楽評やコラム、美術評などを執筆する。心の問題から文化論、社会問題など広範な関心領域を持つ。(社)産業カウンセラー協会会員。産業カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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