牛が拓く牧場―自然と人の共存・斎藤式蹄耕法

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牛が拓く牧場―自然と人の共存・斎藤式蹄耕法

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784885030758
  • NDC分類 641.7
  • Cコード C0061

内容説明

蹄耕法とは、ブルドーザーなどの機械力を使わず、家畜を利用した牧畜における草地造成技術のこと。牛が歩くと雑草や笹が退化し、牧草地が広がる。仕事は半分、あとは牛まかせ。近代化に背を向け、厳しい環境を逆手にとった工夫の数々が、北海道の山奥に美しい牧場を生んだ。自然こそが財産。未来の農業がここにある。

目次

山の牧場
山で気付く(開拓地に入る;発想の逆転;蹄の跡から牧草が生まれる;牛は開墾の道具;異端への賛同)
牧場を拓く(牛は山で遊ぶ;牛が牧草地を作る;草地の生態観察;人間が手をつけない)
施設を作る(ビニールハウスの牛舎;牧場のサイロは手づくり;冬の飼料作り;無駄なものはない)
技術とは何か(自然に順応する技術;蹄耕法の思想;生産は牛まかせ;自然に学んだ牧場経営)
山を見直す(牧畜という農業;山で牧畜を営む;牧場を開放する;自然と人間の営み)
自然の中の人生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トリニトロベンゼン(TNB)

1
草地利用学で紹介されて、興味を持った。「人間の都合のために作られた牛は、故障も起こしやすくなっています。」とあった。牧場のバイトをしていて、本当にそう思う。2016/04/28

此渓和

0
この本だけ読んだら、すごい!!みんなこうすればいいのに、と思ってしまうけど、現実にはいろいろな問題がつきまとってうまくいかないんだろうなぁ。日本にあった酪農法を試行錯誤で見つけ出さないといけない。2012/12/08

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