内容説明
家庭や職場での身近な事柄の中に笑い、皮肉、ユーモア、風刺、考えさせられることなどがほど良くカクテルされた、聖談・性談。生きることの豊かさ、楽しさが味わえる傑作随筆集。
目次
大学教授の生活白書
唯物論と女性
対立物の統一
随筆二題
女優と学者
唯物論と精子
五千円の旅の悲喜劇
小樽遊記
チャタレイ裁判
ほんとうかしら〔ほか〕
著者等紹介
佐藤弘人［サトウコウジン］
本名・佐藤弘。１８９７年、大分県に生る。一橋大学名誉教授、理学博士。日本の経済地理学の創始・確立者として広く貢献する一方、一流の文章家としても著名。１９６２年没。翌年、正三位・勲一等瑞宝章を授与された（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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きりぱい
7
昭和29年に発行、ベストセラーになったお色気エッセイだそうで、著者は理学博士。きっと真面目に面白いんだろうなと気になっていたのだけど、この表紙なもので・・。やっと借りて読み出したら、何よ全然やらしくないじゃない！・・いやいや違う。読むうちに性談もほの見え？だんだん下世話に傾き、うーん、ちょっと閉口してしまう部分もあったかなあ。太宰などは「思わず駆け寄ってお礼の握手でもしたくなるほどの快文章」と激賞したそうで、「チャタレイ裁判」「ほんとうかしら」「人間の適応性」辺り飄々とした口調で面白いのだけどね。2012/07/18
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- 和書
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