内容説明
１９９２年、富士山が大爆発したら、鉄道、高速道路、羽田・成田の空港はすべて交通不能、閉鎖となる他、農作物への被害、飲料水への影響など多方面への災害が予測される。東京は壊滅し、大量の火山灰と亜硫酸ガスによる日射量の減少で、世界中において大凶作を引き起こすだろう。多くの噴火の歴史は、事実は事実としてとらえなければ、かえって危険だと教えている。万一の際に備えて、冷静に対処できるよう、頭の中、そして、気持ちの中を整理していただけるよう、様々な視点から“富士山”にスポットをあて、情報を提供したいというのが著者の狙いである。
目次
第１章 富士山は東京を壊滅させる（富士山爆発シミュレーション）
第２章 富士山はもともと凶暴な火山だった
第３章 富士山爆発のメカニズム
第４章 富士山爆発の根拠
第５章 予知連では富士山爆発は予知できない
第６章 富士山爆発のサバイバル術
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