内容説明
『仏壇物語』仏をまつるお家、仏壇は、人間の住まうどんな場所にもあるべき―天の心も人の声も。地は仏壇を。かくて仏壇の声、天・地・人に満つ。
目次
プロローグ(生活の場に仏壇を―家ごとに仏をまつり礼拝せよ;仏壇どころ―門前町に仏壇屋の家並は続く;全国仏壇総覧―「伝産」あり“似せ”ものあり ほか)
仏壇風土記1 「伝統的工芸品仏壇」指定産地(山形仏壇―北限の“伝産”こだわりは木目出し;新潟・白根仏壇―ルーツは元禄年間に京都から;三条仏壇―“仏都三条”支える職人の誇り ほか)
仏壇風土記2 伝産指定ではない仏壇産地(静岡仏壇―家具調の現代感覚も土地柄か;高田仏壇―桑名壇消えても伝統の灯消えず;唐木仏壇―宗派選ばぬ強みとデザイン性 ほか)
エピローグ 嘘で商売しない信頼に誇りを
著者等紹介
大野一英[オオノイチエイ]
名古屋を考える会主宰、新しい豊橋を育む会会長、浄土真宗本願寺派・円成寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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