内容説明
偉大な能力を授ったがための苦しみ、それでもなお誠実であり続けたケイシー。家族のとまどい、周囲の人々の驚き…。その誕生から死までを克明に綴った名作。
目次
不思議な能力
聖書と天使
祖母の死・失恋
最愛の人
プロポーズ
催眠術
透視能力
新婚生活
夢遊病
長男誕生・イカサマ師?
無学文盲の名医
悪用されたリーディング
油田探し
ライフ・リーディング
アトランティック大学
裁判・心霊現象研究会
神と共に・永眠〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ATS
16
スティーヴン・キングの作品に「心霊電流」がある。キング作品のなかでトップクラスに好きなのだが、この小説とエドガー・ケイシーに共通点(伝道師に出逢う、失声症になるなど)があることが気にかかって本書を読んでみたくなった。ケイシーは催眠状態で高次の情報(リーディング)を入手できることで多くの人を治療した。現在でもケイシー療法として生き残っているようだが疑似科学とされている。そもそもケイシーが死んだ時点でリーディングを得られないのだから終わりだろうと。なんか絶妙にうまくいかない人生で歯がゆかった笑2025/09/15
デビっちん
16
あちらの世界に興味があったら、一度は名前を耳にしたことがあるであろうエドガー・ケイシーの伝記です。自分を催眠状態に導き、そこから発せられる神秘的なリーディングの能力が大変興味深いものでした。氏の生涯を知ることで、より興味が湧き、畏敬の念が立ち上がりました。2019/03/22




