内容説明
『八名郡誌』は、大正十五年に、愛知県八名郡役所によってつくられたもので、郡内(現在の豊橋市・新城市・豊川市・鳳来町・一宮町)のすべての町村の歴史と住民のくらしをくわしく記録することで、ふるさとを愛する心をはぐくみ、将来の郷土発展のための資料として、後世に伝えることを目的とした貴重な本です。内容は、大正十五年までの、住民の生活のあらゆる分野を記録したもので、歴史・地理をはじめ、農業・畜産・商工業などの産業/教育/行政/交通運輸/神社・寺院/名所旧跡/伝説/郷土の人物/行事などがくわしく調べられています。多くの写真や地図を使って、現在のくらしへのうつり変わりが手にとるようにわかります。大きく変わったふるさとの原点をさぐり、将来への豊かな展望をひらくための必備の本です。
目次
第1編 八名郡の地理
第2編 八名郡の遺跡
第3編 八名郡の古墳と発掘物
第4編(上) 八名郡の住民発展
第4編(下) 八名郡の土地開拓
第5編 八名郡の政治のうつり変わり
第6編 八名郡の郵便
第7編 八名郡の衛生
第8編 八名郡の教育
第9編 八名郡の産業
第10編 八名郡の宗教
第11編 八名郡の神社
第12編 八名郡の寺院