内容説明
福井の少年時代、大相撲入り、そして栄光と挫折を繰り返しプロレス界の頂点に昇りつめるまでのドラマチックな格闘人生を豊富な写真とともに天龍自身がすべて語った、闘龍メモリアル。登場する各レスラー、技、用語などの注釈やデータ年表なども収録した、完全天龍本登場。
目次
序章 約束の地
第１章 出発（たびだち）
第２章 青春
第３章 放浪
第４章 昇龍
第５章 革命
第６章 反骨
第７章 戦いと冒険
第８章 龍魂
最終章 ＬＩＶＥ ＦＯＲ ＴＯＤＡＹ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいとや
1
WAR中期辺りまでの自伝。ぱっきりと竹を割ったような語り口は如何にも天龍だが、後に大分大仁田に対する評価とか変わっているのが何とも面白い。つうか、関わる人間のほぼ全員を失望させる大仁田がある意味凄いか。矢張り初期衝動であり、アイデンティティの根幹である相撲時代の紙幅が厚いが、余り知らない世界なので、興味深かった。矢張り閉じた空間の狂気感は強い。SWSは天龍最大の挫折の記憶がまだまだ生々しく、田中社長にもかなり辛辣な点も面白い。とりあえず、某ターザンの事は名前すら出したくない感情がヒシヒシと伝わったり。2025/05/15
