内容説明
はるか昔、銀河の彼方で…。、〈暗黒の艦隊〉や皇帝の遺産スパーティ・シリンダーを手に入れた帝国軍は、ついて新共和国に対して総攻撃に出た。「われこそは真の帝国の後継者」だと断言するジェダイの長クボースとスローン大提督の確執、ルークの命を執拗につけ狙うマラ・ジェイド、双子を出産したレーア…。数々の戦闘や陰謀、人間模様が渦巻くなか、意外な新事実が明らかにされる。新シリーズ3部作の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
17
スローン3部作の完結。新共和国軍と帝国軍。彼我の戦力差を逆転させる、クローン製造装置”スパーティー・シリンダー”を破壊するためウェイランド星タンティス山中に潜入するルークら一行。そこに待ち受けていたのは狂気のジェダイマスター、クボースだった。彼との対決の場に、亡き皇帝の刷り込みによりルークを殺す使命を帯びるマラも同行し、意外な敵と因縁の解決に感心するも、三部作を通して、悪の魅力を発揮したスローン大提督の最期の呆気なさ。エピソード6の結末も大概だったが、そういう所はなぞらなくても…いくらでも続けられる結末。2015/08/06
春ドーナツ
16
映画エピソード2&3を事前に観ておくと、常にプランBどころかCまで考えている大提督の奥の手のひとつがイメージしやすいと思う。スローン三部作に挑む前に復習としてエピソード4~6をチェックしていたので、マニアックな回想場面にソロ船長風笑顔が浮かぶ。さらに「ローグ・ワン」もつまんでおいたから、スピンオフ作品のたしなみ方も心得ることができたはずだ。これだけ修行に励んでも生半可者なので中巻のなかばまで馴染めなかった。ついに専門用語連発もライトセーバーで軽くいなして物語自体に集中できるようになった瞬間うれしく小躍り。2021/01/18
弦舞院 律枢
0
読破2013/01/14
ホームズ
0
1997年1月25日再読
darkfatnov
0
スローンの下に帝国勢力の人心が結集していく様子が、旧三部作ではなかった帝国の別の形を提示してて面白いです。 マラ・ジェイドは今後も見たい。2025/05/22
-
- 洋書
- L'ANE