内容説明
〈エンドアの戦い〉で共和国軍が帝国軍を打ち破ってから５年後、平和を取り戻していた宇宙に、ふたたび暗雲が…。新指導者スローン大提督により、帝国軍は反撃を開始した。ジェダイの長の生き残りのクボースを味方につけ、ルークやレーアを追うスローンの目的は、ダーク・ジェダイを育て上げることにあった。〈フォース〉を無力にする謎の生物イサラミリ、死んだはずのジェダイの長クボースらが、ルークたちを危機に陥れる。奇才ティモシイ・ザーンが『スター・ウォーズ／ジェダイの復讐』の５年後を描く待望の続編（三部作）の記念すべき第１作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
20
エピソード７公開（2015）と聞き、本作が底本と思ったら、さにあらず。エンドアの戦い（EP6）から5年後の銀河世界。新共和国の戦後処理の煩雑さと帝国軍の残党が暗躍する世界。お馴染みのシリーズの登場人物たちが英雄として要人となり、各星々に外交交渉に向かう中、帝国軍スローン提督という謎の人物の策謀に、唯一の生き残りとされたルーク以外のジェダイの登場。3部作の1作目の上巻。サントラを流して記憶のエミュレート、フル動員。2015/07/21
Caivs Marivs
2
スターウォーズを軍事SFにして、今でも読み応えのある作品にしてくれた、ティモシィ・ザーンに感謝を。
三田郎
1
そう、スカイウォーカーがラストジェダイだったはずなのだ。この頃は…2022/01/23
Kazuki
1
スターウォーズ スピンオフ作品の中で一作目と言われる本作。旧三部作では語られなかったダゴバに住むもう1人のジェダイやチューバッカの故郷であるキャッシークについて語られる部分がありおもしろかった。2020/01/10
2兵
1
スター・ウォーズのスピンオフ小説群の中でも有名な『スローン3部作』の第一弾。残念ながら今では正史扱いではなくなってしまったが『反乱者たち』にも、今作の敵であるスローン大提督が出てきたりなどしているので、今作がSW世界を語る上で今なお重要な作品なのは間違いない。で、肝心のお話自体は面白いのだが、訳のせいか些か読みにくいのが残念。コルサントが『コルスカント』になってたり、或いはXウイングが『X型翼戦闘艇』と訳されているせいで、イメージが結構掴みづらいのだ。これなら最近出た新訳版を読めば良かったかなと少し後悔。2019/07/15
