内容説明
熱誠の人・吉田松陰にいま何を学ぶか。心を鼓舞する四文字の教え。
目次
刻苦勉励(心身を苦しめて、勉め励むこと)
憂勤〓(てき)励(恐れ憂い、努力して、励むこと)
直諌〓( )言(直接諌め、正しいあり方を忠告すること)
疎宕質朴(自ら心を大きくもち、小さなことにこだわらないこと)
善法良術(よい法律やよい方法)
尋思推究(深く考え、道理を推し量ること)
兀然端座(微動だにせず、きちんと座ること)
正大的実(偏ることなく、正しく堂々とし、的確に事実をとらえること)
周〓(へん)悉備(心遣いがあまねく行き渡り、ことごとく備わっていること)
簡奥幽深(簡素で奥深く、物静かで深遠であること)〔ほか〕
著者等紹介
川口雅昭[カワグチマサアキ]
昭和28年山口県生まれ。53年広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。山口県立高校教諭、山口県史編さん室専門研究員(明治維新部会)などを経て、平成10年岡崎学園国際短期大学教授。12年より人間環境大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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芸術家くーまん843
3
『吉田松陰 四字熟語遺訓』川口 雅昭著 吉田松陰「四文字の教え」を紐解く1859年、安政の大獄で享年30(満29歳)という短い生涯を閉じた吉田松陰。その松陰研究に40年以上情熱を傾けてきた著者が着目したのは、松陰が書き残した「四字熟語」でした。本書には松陰が残した膨大な著作や資料の中から厳選された100の四字熟語に加えて、その訳と時代背景を踏まえた丁寧な解説を付記。「鬱然藹然(うつぜんあいぜん)」「枕戈横槊(ちんかおうさく)」「疾風勁草(しっぷうけいそう)」などからは、諌死・諫言できる武士を理想として2013/05/10
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