ありがとう―生きることそのすばらしさ

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  • サイズ B6判/ページ数 154p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884749309
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

内容説明

1000人の最後を見届けてきた医師が送る、10代に聞かせたい心を強くするメッセージ。「死ぬときに後悔すること25」の著者最新刊。

目次

第1章 自分が死ぬと思ったことはありますか?(自分が死ぬと思ったことはありますか?;「人間は42℃になると、生きられない」 ほか)
第2章 こんな時はまだ死ぬ時ではない(若者の自殺はけして多くない;恋がかなわなくても死なない ほか)
第3章 どうやって死を学ぶべきなのか(死に目にあわせず;親を亡くした子へ―親知らずの幸せ ほか)
第4章 死ぬことから生きることを考える(どのように死ぬのでしょうか;実際の死の経過 ほか)

著者等紹介

大津秀一[オオツシュウイチ]
1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウィル(LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)の一人として京都市の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、在宅療養支援有床診療所勤務を経て、2010年から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属し、緩和医療及び終末期医療の質の向上に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

19
確かに、病気や死は、痛い、不便、働けない、悲しい、怖い、事も事実です。 しかし、病気=不幸? 病気は病気、幸せは幸せ、別物なようです。 病気は本人以外の者も多少お手伝い出来ますが、幸せに思うかは本人にしか出来ないと思います ありがとうございます。2013/04/16

アイスマン

17
一つ言える事は、全ての家族はいつか終わるという事です。•••との部分が特に印象に残った。思えば私の小学生時代の家族で今生きているのは自分だけだし、今の家族もいつか終わるんだ。大切にしたい。2017/05/04

ただぞぅ

6
1000人以上の死を見届けてきた緩和医療の医師が、人の死を説く一冊。そのなかで10代前半で亡くなったがん患者のメッセージが心を揺さぶられる。“幸せは、「今生きている」こと。地位や名誉、お金でもない。病気になったおかげで知ることができた。人はいつどうなるか分からない。だから一日一日がとても大切。本当の幸せとは当たり前のように過ごせること“ 病気や怪我になった時、健康の有難みを感じる。それは幸せを気づかせる尊い存在だ。だが生きることが叶わず最後の気づきとなった時、初めて感謝の気持ちが芽生えるのかもしれない。2024/07/23

yasuko

1
もっと時間を、人を、命を大切にして、明日死ぬかもしれないという思いで一生懸命に生きなければいけないという思いになる。人の死を通して感じるのはいつでもこういうことだ。2013/05/18

カカシ

1
娘に渡しました。読み込んでくれるといいんだけど。 看護師という職業柄、人の死に立ち会うこともあったし、 ターミナルという仕事にも興味があって勉強したこともあった。 死を考えることは、生を考えることだ、とか、 死はその人の人生をinntegureitoしたものである、とか。 まだまだ、12歳には難しいね。でも、生きるということは何なのか、 そろそろ考えて欲しいな。2012/05/06

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