内容説明
よき女性、よき学生、よき社会人、よき妻、よき母となるために…。日本の将来は女性のあり方にかかっている。森信三師が女生徒に語った幻の「修身教授録」。
目次
新学年のあいさつ
稚心を去る
着手点
言葉について
歩行
修養の「場」としての家
親を思う心
返事
弟妹に対して
女性の運命〔ほか〕
著者等紹介
森信三[モリノブゾウ]
明治29年9月23日、愛知県知多郡武豊町に端山家の三男として生誕。両親不縁にして、3歳の時、半田市岩滑町の森家に養子として入籍。半田小学校高等科を経て名古屋第一師範に入学。その後、小学校教師を経て、広島高等師範に入学。在学中、生涯の師・西晋一郎氏に出会う。後に京都大学哲学科に進学し、西田幾多郎先生の教えに学ぶ。大学院を経て、天王寺師範の専任教諭になり、師範本科生の修身科を担当。後に旧満州の建国大学教授に赴任。50歳で敗戦。九死に一生を得て翌年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
8
女性のための「修身教授録」。昔に書かれた内容なので仕方ないのかもしれないけれど、男女平等、男女同権を目指さなくてはいけない現代社会には時代遅れ。でも、男性、女性といった性別問わず身に着けたほうが良い共通の価値観として学ぶべき内容はあったかな。2018/01/19
ゆめやす
8
女性が幸せになるためのヒントが満載です。 再読したいです。2016/08/04
tanta
5
あいてて・・・耳が痛すぎる。報いを求めず心清らかな気品のある女性になるため、人の見ていないところでの善行を積むべし。2013/02/11
AKO
4
「修身教授録」を読もうと思ったけど、重そうだったので、「女性のための修身教授録」の方から読んでみることにした。なるほどと思ってさくさく読める部分もあれば、男尊女卑を感じてしまうところもあった。そして、自分はできていると思うところもあれば、全然だめだと思うところもあった。母親への尊敬の気持ちは増した。2016/12/13
りぃ
3
再読必須。素敵な女性になりたいものだ。2016/06/23