内容説明
1300年間で満行者はたった2人。毎日、48キロの山道を歩き続けた千日回峰行者がつかんだ不動の心。日々快晴の人生を生きるための27のヒント。
目次
第1章 行に向かう心
第2章 心を高めて歩む
第3章 強くしなやかに
第4章 まっすぐな心
第5章 すべては自分しだい
第6章 信じて生きていく
著者等紹介
塩沼亮潤[シオヌマリョウジュン]
昭和43年仙台市生まれ。61年東北高校卒業。62年吉野山金峯山寺で出家得度。平成3年大峯百日回峰行満行。11年吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人目となる大峯千日回峰行満行を果たす。12年四無行満行。18年八千枚大護摩供満行。現在、仙台市秋保・慈眼寺住職。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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つりほさ
13
[今年1冊目] 大峯千日回峰行という非常に厳しい修行を行った方の人生論です。 サラリと読みやすく書かれていますが、人生の要がギッシリ詰まっています。 サッと読むより、1つ1つの話をじっくり噛み締めながら読むのが良いかと思います。 「ぼちぼち」と同じペースで同じ心で歩んで行きたいです。2019/01/02
ジュリ
2
正しい心で正しい行いをする。常によい行いをしていきたい。2017/12/11
hinotake0117
1
千日回峰行という大変な行を成し遂げた氏による生き方論。 困難なときこそ思いやりを持ち、目の前のことに全力になる重要性。 「ぼちぼち」生きるというのをここまでの行を達成した方から伝えられると説得力が大きい。 https://t.co/ukJnSbbyeC2022/02/05
anti_ager99
1
★★★★★ 千日回峰行と四無行を成した史上唯一のひとが導き出した、幸せに生きるコツが満載。これを読んで深堀したくなったら空海や密教について勉強すればいい。そういったものの本質を要約したような内容。やっぱり、「運が悪い」と嘆くだけのひとはきっとなんにもしていないんだよ。運は行動したひとに運び運ばれるんだな。2015/05/30
ゆかりん☆
0
平易な言葉で書かれているので、すぐに読める。でも、耳が痛いなぁという言葉ばかり。この方の本を読むと、心が落ち着いて、よし、また頑張ろう!と思えてくる。自分の悩み、特に人間関係の悩みが、自分の人生を生きているからなんだなぁ、このまま努力していくだけでいいんだなぁと安心したり。「ぼちぼち」の話が特に好きです。2013/12/31