内容説明
人間を磨く、先哲の言葉。「人生二度なし」の教えに生きた国民教育の師父森信三師が次代を生きる若者たちに遺したメッセージ。
目次
1 明知の章(人生二度なし―天地始終なく、人生生死あり;真志正望―人生は立志に始まる ほか)
2 明解の章(三気・三信―本気・根気・温気;地に足の着いた生き方を―上甲晃先生に学ぶ ほか)
3 明察の章(人間の一生―一生の見通し;朝のあいさつ人より先に―生き方の基本 ほか)
4 明訓の章(二宮尊徳に学ぼう―至誠・勤労・分度・推譲;親しき友をもつこと―畏友という友人関係 ほか)
5 明徳の章(ことばの慎しみ―災いは口から出て口から入る;孝は百行の基―親立ち、子立ち、孫立つ ほか)
著者等紹介
寺田一清[テラダイッセイ]
昭和2年大阪府生まれ。旧制岸和田中学を卒業。東亜外事専門学校に進むも病気のため中退。以後、家業(呉服商)に従事。昭和40年以来、森信三氏に師事し、著作の編集発行を担当する。社団法人「実践人の家」元常務理事。不尽叢書刊行会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ryo Tanaka
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今の日本の若者に何が必要かを考えさせられる一冊だった。 森信三先生の修身教授法、人生二度なしを読んでみたい2016/04/04
snow
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若者へのメッセージをテーマに作られた本。就職の指針から、心身の鍛えなど。大切なことが丁寧に教えて頂けるご本。以下印象に残った本文より抜粋▼森先生は1992年97歳にて長逝されましたが、その五年ほどまえから、「日本は2025年から必ず立ち上がる。そして列国からその底力を認められるのが、2050年だろう」と予測されました。ただし、「日本民族が、いまこそ二宮尊徳翁の精神と実践にたちかえらねばならぬだろう」と明言されました。2022/05/19
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