佐藤一斎一日一言―『言志四録』を読む

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784884747770
  • NDC分類 121.55
  • Cコード C0095

著者等紹介

渡邉五郎三郎[ワタナベゴロウサブロウ]
大正8年福岡県生まれ。昭和11年旧制中学明善校を卒業し、南満工専技養・機械科卒業後、満鉄・鉄道技術研究所に入所する。26年参議院議員秘書、41年国務大臣行政管理庁長官秘書官、51年福島県知事政務秘書。24年日本健青会(後の新樹会)創設に参画。爾来、安岡正篤先生に師事。平成2年福島新樹会代表幹事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

18
10月25日まで日々始業前に読んでいたが、資格試験の学習の為に中断。転勤が決まったので今日持ち帰り、残りを読んだ。その中で、他者非難は自己を貶める行為とあった。私はどうも他者批判の傾向が強いとかねてより感じていた。正義漢もあろうし独善もあろうし、しかし、弁護士を目指すのならば全ての存在を受容する人間にならねば、と思っていた。本書にもある。人生において「敬」が一番大切だ、と。敬とは他者に譲り、自己を慎むとある。最近、掲上を変換しようとすると出てこず、敬譲が出てくることが心に留まった。意識変化の表れだ。2021/03/02

かず

16
まだ1年経っていないが、他の「一日一言」シリーズと合わせて読書管理しやすいよう12月末で記録する。本シリーズを16冊始業前に読むのを日課にしている。佐藤一斎は、「言志四録」を記したことで有名な、江戸時代末期の儒学者。今年は22の付箋が付いた。読み返し、最も印象に残ったのは、10月11日「未然に防ぐ」と10月16日の「窮理応変」でした。その時々、最適な判断、行動をとれるようにし、災いを未然に防ぐ。「今何をすべきか」求め続け、時間を大切にして計画的に努めるよう、来年も頑張りたいと思います。2019/12/25

森林・米・畑

10
2022年1月からコツコツと。師から昌平坂学問所で薫陶を受けた者3,000人超、佐久間象山、山田方谷、横井小楠など幕末から明治にかけて日本を動かした逸材を数多く輩出。読む力が無いのか、全部は理解できないが納得させられるものも多くあった。2022/12/05

コサトン@自反尽己

7
別の言志四録の訳本を一昨年読んだことがある。その時には非常に強く感銘を受けた。今の自分の現状を省み、改めて言志四録および佐藤一斎の言葉に触れたくなり、今著を手にした。一日一言シリーズは何作が読んでいる自分だが、自らの腹にストンと納まり、胸に響く言葉の数は、シリーズ1ではないだろうか。やはり、幕末明治の志士たちに多大な影響を与えた人物である。今回は図書館で借りたが、きちんと購入して座右の書としたい。手軽に読めるが、中身は深い。多くの日本人にお奨めしたい1冊。2013/05/22

コサトン@自反尽己

6
再読。 昨年は図書館で借りて読み、無職中の自分を鼓舞したが、今回は改めて書を購入、より自らを省みる意味で読ませてもらった。やはりこの書は、今後も座右の1つとしたい書である。多くの人に薦めたい。2014/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/474843
  • ご注意事項

最近チェックした商品