内容説明
中国数千年の歴史を縦横無尽に活躍した一級人物たちに学ぶ生き方の原理原則。人生の勝機をよぶ戦略と戦術、人材活用法とは―。人生をひらく鍵は人間関係にある。
目次
序章 歴史からみた日本と中国
第1章 勝者の人間関係学
第2章 人材を生かす人間戦略
第3章 戦略と戦術
第4章 戦術を実行する
第5章 歴史上の戦いに学ぶ
第6章 情報の収集と判断
第7章 成功する戦略と失敗する戦略
第8章 相手を見抜く
第9章 脳力開発とその適用
著者等紹介
城野宏[ジョウノヒロシ]
大正元年、長崎生まれ。昭和13年、東大法学部卒業後、徴兵で中国に渡る。中華民国山西省政府の指導に当り、終戦後も山西野戦軍を指揮し中国人民解放軍と戦う。首都太原落城により捕虜となり、昭和39年、帰国。昭和60年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ご〜ちゃん
1
三国志の解釈の面白さだけでなく、三国志から離れたところで述べているところが、より面白い。柔軟かつ強靭な思考に触れることができて、面白い。「常に強い者が勝って弱い者が負けるという考え方から、弱い者でも強い者に勝てるという発想の転換をすると、世の中も変わるのではないかと思います。相手の力と自分の力を合わせて生かすという人間関係と身がまえ、そして力の運用方法をマスターすることは、人間と人間の関係を結ぶ場合に相手を生かす道を知ることになります。人材を集める人間関係として合力の発想が生きてくるわけです。」2016/08/07
読書部 ちゅよし
1
★★★★★城野さんの文章、ハマってしまいました。苦手分野なのですが、読みやすい!!2011/01/27
qwel21
1
三国志を知っている人はそこから何を見るかがわかる一冊。2008/12/04