内容説明
人間とは何か、人間の使命とは何か。現代の三哲人が熱く語りあう。
目次
第1章 私たちが歩んできた道(「真理より真実を」をテーマにして;命は感性によって生かされ支えられている ほか)
第2章 人間という存在をどう見るか(「私」の本体とは何か;大宇宙の根本原理は感性である ほか)
第3章 いま人類がおかれている状況を読む(理性はあらゆるものを画一化する;科学技術に罪はあるか ほか)
第4章 二十一世紀に生きる人間の使命(和道と悟道が二十一世紀の理念になる;世界文明の中心は日本の真上に来ている ほか)
著者等紹介
行徳哲男[ギョウトクテツオ]
日本BE研究所所長。昭和8年福岡県生まれ。財閥系企業の労使紛争の処理に当たったあと、46年日本BE研究所を設立。米国の行動科学と感受性訓練を東洋の禅と融合した哲学的訓練を創始。三十年に及ぶ研修で一万八千人の受講生がいる
村上和雄[ムラカミカズオ]
筑波大学名誉教授。昭和11年奈良県生まれ。38年京都大学大学院博士課程修了、同年米国オレゴン医科大学研究員。米国バンダビルト大学助教授などを経て、53年筑波大学応用生物化学系教授に就任。平成11年同名誉教授
芳村思風[ヨシムラシフウ]
感性論哲学創始者。昭和17年奈良県生まれ。学習院大学大学院博士課程を中退し思風庵哲学研究所を設立する。感性が生命の本質であり、人間の本質であり、宇宙の究極的実存であるとする、感性を原理とした哲学を世界で初めて体系化。日本哲学会会員、名城大学講師、米国イオンド大学哲学名誉博士
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