目次
生きよう今日も喜んで
朝に希望夕に感謝
人生に無駄はない
仕事は祈り
癖は飾りもの
一流の人は明るい
道というもの
生かされて生きる
自己との対話
自らを拝む
一日生涯
四苦即四喜
大西良慶さんに
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にいたけ
33
神経解剖学の世界的権威で京都大学総長をされた平澤興先生。よろこんで生きることが最高であると教える語録。理系の方が「感謝してよろこんで生きる」と言うのが興味深い。平凡な毎日が実は奇跡の連続であると言う。頭での理解より実行が大切。当たり前に感謝することを実行してみようと思う。語録なので文字を追うだけなら30分で読めてしまう。引っかかった言葉を深く考えてみたい。「人生はにこにこ顔で生命がけ」が引っかかった。2025/04/08
かず
24
10年前に著者の記念館で購入し、以来気づいたときに手に取っています。なお、著者は京都大学総長を勤めた脳神経解剖医。錐体外路の研究で世界的に有名な方です。この本は医学書ではなく随筆なのですが、氏の人間や人生についての捉え方が温かみのある言葉で語られており、初読の時の衝撃は今も忘れられません。流石に10年経って私も進歩したのでしょう。当時のような衝撃は年々少なくなっていますが、今でもまだまだ先生の領域には遠いです。全ての人・存在に対して愛情を持つ。これが出来たら仏様です。なんとか、その領域に辿り着きたいです。2019/05/19
かず
19
もう10年前になりますが、新潟県味方村(現新潟市南区)にある氏の資料館で購入しました。著者は脳神経解剖学の世界的権威で、京都大学総長を勤められた方です。私は先生の本を愛読しており、本著も時折書棚より取り出し、読み返しています。今回、再読するきっかけとなったのは、書名にある「喜んで生きる」ということについて啓示があったため。兎角人は、どうでもよいことに不満を抱きがちです。そうではなく、すべてに感謝し、拝む気持ちで生きることが最善だ、と先生は仰います。10年経って、漸くその意味が分かってきたように思います。2018/03/21
森林・米・畑
17
ある読友様からおすすめされた本です。 著者は京大の総長もされた医学者です。 医師・科学者としての視点らしい言葉もあり深い感銘を受けました。難しいと思う箇所もありますが、読んでいくうちに背中を押されてるような気がしました。生きなければならぬ!感謝の気持ちを持って!2021/02/02
コサトン@自反尽己
14
今日、会社の上司に退職の旨を伝えた。吹っ切れた反面、家に戻り改めて現実とこれからを考えていたら、止めどなく涙が溢れてしまった。そんな中、久々にこの書を再読し、また、泣いた。何の涙なのかはわからない。でも、今の自分の深いところに幾度も幾度も訴え、そして励ましてくれてるような言葉がそこにはあった。「人生は、にこにこ顔で生命がけ」たくさんの涙とともに、勇気と自信をいただいた気がする。ありがとうございます、平澤先生。今回の経験を、私は無駄にしません。必ずや活かします。2013/03/06
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