出版社内容情報
40代、50代(ミドルエイジ)に向けて、起業に役立つ備えや心構えなど、そのヒントを提供。
渋澤栄一の玄孫 渋澤健氏推薦の言葉
「最高のチャンスを迎えている約35万人の40代~50代の日本人に問う。
『このままでいいのか?』という心の鼓動が聞こえているか。」
著者自身、50歳で起業。その体験を踏まえ、起業にあたっての備えや心構えなど、直面する課題を具体的に解説しています。
「起業」という言葉に、何か心惹かれます。
それは、未来への希望や、夢があるように感じるからではないでしょうか。
本書では40代から50代の方々を「ミドルエイジ」と定義。
ミドルエイジは、起業に必要な準備ができ、起業にもっとも適した世代だと確信します。
もちろん起業、独立は何歳でもできるわけですが、若い世代で起業する場合、その準備期間がない分、立ち上げと同時にそれをカバーする努力が必要になってきます。
どちらにして重要なのは、「何の仕事をするかを決めること」、そして「資金繰り」。さらには、決断を下す「勇気」です。
それらを乗り越えた人達が起業し、社会で活躍している。
ちなみに、2024年日本における「新設法人」は15.4万社(帝国データバンク)。起業した経営者の平均年齢は48.4歳。40代(32.5%)、50代(25.2%)が増えているそうです。そう考えると、人生100年時代、定年前に起業を決断するのも選択肢の一つです。
50歳で起業すれば20年以上は現役で走り続けられるでしょう。
その経験、知恵、情熱。それらを次の世代につなげ、社会に還元していく……それこそがミドルエイジ起業の醍醐味です。
もちろん、決して簡単な道ではありません。ですが、それでも挑む価値があります。会社に守られる人生から、自らの足で立つ人生へ。勇気をもって、その一歩を踏み出してみましょう。
【目次】
はじめに
第1章 50代からの起業は遅くない!
定年前に起業する「ミドルエイジ起業」のすすめ
「ミドルエイジ起業」は楽な道ではない
40代で「会社員のゴール」がリアルに見えてくる
起業は「55歳まで」がベスト
「ミドルエイジ」の起業成功率は若者より高い
世のため、人のためがモチベーションを高める
起業することで「人として生まれてきた意味」を知る
第2章 積み重ねた人生の中に「強み」がある
「会社員時代の経験」は起業の基盤
定年前起業のメリットとデメリットを考える
人に使われる人生か? 人を使う人生か?
これまで働いてきた「貯金」と「創業融資」を使う
ビジネスマン時代の知識と人脈が最強の武器となる
「リスキリング」が起業につながることも
「令和の社長5原則」とは?
第3章 「人のやらないこと」は最強のビジネスチャンス
起業とは「社会の見えない痛み」に立ち向かうこと
ビジネスの黄金の種は「3F」に眠っている
起業は「目的」が9割
世の中にない「独自性」のあるサービスを見つけよう
「人のやらんことをやれ」本田宗一郎の名言に学ぶ
会社を軌道に乗せるには「4年」は必要
「狙い目ビジネス」はこんなにある
第4章 最初の一歩を踏み出せない人へ
持病を抱えている人は「思わぬ落とし穴」に注意
「自宅を担保」にして起業してはいけない
会社と「喧嘩別れ」してはいけない
「在庫を抱えるビジネス」を始めてはいけない
両親や友人に猛反対されたらどうする?
「起業のパートナー」は「配偶者」と同じくらい重要
ミドルエイジ起業は「奥さん」の協力が不可欠
第5章 事業を通じて人を助け、人を救う
堅調は「1桁」、順調は「2桁」、絶好調は「3桁」の伸び
「運の良さ」とは「人の良さ」かもしれない
社会貢献できるビジネスは次世代まで生き残る
中高年が起業することは日本への貢献
あなたの才能を会社の中で埋もれさせないで
中高年も「やりたいこと」を諦めなくていい
社会貢献型の起業で日本を救おう
折れない心……ミドルエイジ起業に効く「認知行動療法」
「人生に期待されていること」を見つけよう
ミドルエイジ企業の成功法則 各章のまとめ
大事にしている言葉
愛読書
おわりに
内容説明
JPモルガン等を経て50歳で起業した著者による40代~50代に向けた起業へのヒントの書。
目次
第1章 50代からの起業は遅くない!(定年前に起業する「ミドルエイジ起業」のすすめ;「ミドルエイジ起業」は楽な道ではない ほか)第2章 積み重ねた人生の中に「強み」がある(「会社員時代の経験」は起業の基盤;定年前起業のメリットとデメリットを考える ほか)
第3章 「人のやらないこと」は最強のビジネスチャンス(起業とは「社会の見えない痛み」に立ち向かうこと;ビジネスの黄金の種は「3F」に眠っている ほか)
第4章 最初の一歩を踏み出せない人へ(持病を抱えている人は「思わぬ落とし穴」に注意;「自宅を担保」にして起業してはいけない ほか)
第5章 事業を通じて人を助け、人を救う(堅調は「1桁」、順調は「2桁」、絶好調は「3桁」の伸び;「運の良さ」とは「人の良さ」かもしれない ほか)
著者等紹介
佐久間万夫[サクマカズオ] 
1949年3月生まれ、愛知県名古屋市出身。学歴:1967年3月愛知県立旭丘高校卒業。1976年6月米国シカゴ大学経営大学院卒(MBA)。職歴:1971年7月東海銀行入行。2000年よりEAP*会社を起業。(*EMPLOYEE ASSISTANCE PROGRAM一社員支援プログラム)日本になかった現場・出張型カウンセリング会社を創業。EAP事業は通算25年目。利用企業は、現在約1140社。現在、株式会社Eパートナー代表取締役社長 経済同友会会員(EAP事業分野では、初の会員)国際EAP協会会員 経団連に加盟(EAP分野では初の会員) ミドルエイジ起業アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

              
              
              

