司馬さんに嫌われた乃木・伊地知両将軍の無念を晴らす

個数:

司馬さんに嫌われた乃木・伊地知両将軍の無念を晴らす

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月06日 08時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784884718077
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0031

内容説明

日露戦役後111年目独断と偏見の司馬史観を正す。司馬さんの超大作『坂の上の雲』は我々現代人に問題を提起した。誠に偉大な業績であり、称えても称え過ぎることはないだろう。しかし旅順要塞攻略戦は、本当に真実なのだろうか。そう疑問を抱くようになった著者は、真実追求の旅を始めた。そこで得た結論は、乃木・伊地知両将軍は決して無能ではなかった、のである。

目次

第三軍戦いの舞台、旅順へ検証の旅に出る
旅順攻略戦以前より苦難を運命づけられた第三軍
旅順要塞攻略は東北方面と決めた乃木軍
第一回総攻撃(八月十九日~二二日)
第一回失敗の反省と第二回総攻撃及びその前哨戦
砲兵出身陸上自衛隊高官から学ぶ
またも失敗した第三回総攻撃(一一月二六日~一二月五日)
救世主として描かれた児玉源太郎神話
旅順陥落とその後―乃木、伊地知に思いを馳せ
機密日露戦史いわゆる『谷戦史』の深い闇
司馬さんの大解剖―思想の根底に何があるのか
戦後民主主義と司馬さん
参考1 伊地知参謀長と上肢・乃木軍司令官
『坂の上の雲』に対する私の危惧

著者等紹介

西村正[ニシムラタダシ]
医師。専門は消化器科・肛門外科。昭和23年兵庫県生まれ。奈良医大卒、阪大大学院修了、消化器外科の関連病院勤務の後開業医となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

13
16年。右の人向け(出版社も)。買ってまで読む価値なし。ノモンハンを日本の勝利というような妄言にはついていけない。旅順攻囲戦を扱った文献として注目されないのもバイアスのせいだろう(わざわざ中国を「シナ」と書かずともよかろうに)。前半は先行研究の焼き回しで、叩きやすい『坂の上の雲』を叩いて後半が本音。結局、司馬遼太郎の功罪は「小説」なのに「史実」であるかのように流布しているところにあって、エンターテイメントとして割り切りが必要。なお、長南政義氏の書籍は『日露戦争第三軍関係史料集』であって「資料集」ではない。2019/11/24

roatsu

13
真実でないものが活字の魔力により真実になる、という著者の言葉は味わい深い。司馬「私感」の坂の上の雲にて、その事績や人格まで不当に歪曲された乃木大将と伊地知参謀の汚名を雪ぎ、第三軍の苦戦しつつも最善だった旅順攻略戦の実相が改めて明かされる。作中記述を引用し、その悪質な虚構を粉砕していく過程は圧巻で痛快。機密日露戦史という谷大佐編の一次資料に含まれた乃木・伊地知への悪意の紐解きは単純な一次資料信仰に大きな疑義を呈する。第十章から終章にかけての司馬氏の解剖とWGIPを下敷きに歪んだまま拡大再生産される戦後民主2016/10/01

TK39

1
坂の上の雲の乃木、伊地知像とはかなり違う。たしかにあの通りなら、神社までは出来ない。2017/07/02

くらーく

1
歴史小説と時代小説は違う事を知らないとね。限りなく事実を記述していく中で「盛って」しまうと、それが事実と勘違いしてしまう。 本書で述べていることが事実かどうかまではわからない。ただ、坂の上の雲を何度か読んでいて、そうかな?と思うような違和感が、本書で少し分かったような気がする。 それにしても、男の嫉妬も嫌だねえ。まあ、そういう人たちだからこそ、組織の階段を上っていき、名を遺すのだろうけど。2017/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11153796
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品