泰流選書<br> 映像―黄昏を暁と呼びうるか

泰流選書
映像―黄昏を暁と呼びうるか

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784884708825
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

内容説明

ここに収録した文章は、60年代から80年代末までのものです。そしてこれらは、今日の若い人々にも比較的通じるとともに、依然として追求されねばならない、映像芸術の現在的課題を含んでいます。

目次

亀井文夫論・その人と作品
東宝争議の私史的回想 覚え書
アラン・レネの『夜と霧』
モンド・カーネ的な『世界残酷物語』
汝の顔を汝のヘドの海にせよ―ゴダール論ノート
ポールが帽子を脱ぐ時―ゴダールの『軽蔑』をめぐって
自由と孤独 或は『夜のダイヤモンド』―チェコスロバキア映画作家ヤン・ネメツについて
『ラ・ジュテ』―クリス・マイケルのフォトロマンにおける映像世界
『袋小路』のポランスキー―錯乱イメージの喪失
黒い日の丸と春歌―大島渚の『日本春歌考』について
ブニュエル・その幻想性と変革性―『昼顔』をめぐって
アントニオーニについてのふたつの批評
分身たちのドラマ―金井勝の『グッドバイ』
鈴木清順から出直せ―「映画は劇画から何を学ぶか」に答えて
「編みものがしたい」という水俣の少女―土本典昭の『不知火海』をめぐって
独り言と告発―ヴィスコンティ『家族の肖像』とワイダ『すべて売り物』をめぐって
私たちもオーケストラ・リハーサルの登場者である―フェリーニの『オーケストラ・リハーサル』の紹介による提案
ルイス・ブニュエルの『欲望のあいまいな対象』
ビクトル・エリセについてのノート
鈴木志郎康の『風の積分』についての覚書〔ほか〕

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