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内容説明
約50年前、南京で日本軍将兵が中国人を大量に虐殺した。そればかりか、現地住民から物を略奪し、婦女を強姦し、民家を焼き払ったりもしている。著者は従軍者の立場から、自ら戦場で体験したことを正直に後世に伝えようと、本書を執筆した。自身の戦場体験を述べつつ、非道な行為に走らせた戦場心理を分析し、戦争とは何かを考える。
目次
過去の戦争を反省して
15年戦争の始まり、満州事変
私の兵隊体験(徴兵検査;初年兵生活;暴力制裁)
支那事変について
私が初めて体験した戦場
普通の心間から戦場の兵隊
南京虐殺について私考
徴発という名目の略奪
強姦
斬首
皆殺し作戦
私の戦場体験私がした非行
支那事変から大東亜戦争
中国戦場を顧りみて
従軍慰安婦
慰安婦にされた朝鮮半島の女性
現地慰安婦から聞いた話