南京虐殺と戦争

南京虐殺と戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784884706227
  • NDC分類 916

内容説明

約50年前、南京で日本軍将兵が中国人を大量に虐殺した。そればかりか、現地住民から物を略奪し、婦女を強姦し、民家を焼き払ったりもしている。著者は従軍者の立場から、自ら戦場で体験したことを正直に後世に伝えようと、本書を執筆した。自身の戦場体験を述べつつ、非道な行為に走らせた戦場心理を分析し、戦争とは何かを考える。

目次

過去の戦争を反省して
15年戦争の始まり、満州事変
私の兵隊体験(徴兵検査;初年兵生活;暴力制裁)
支那事変について
私が初めて体験した戦場
普通の心間から戦場の兵隊
南京虐殺について私考
徴発という名目の略奪
強姦
斬首
皆殺し作戦
私の戦場体験私がした非行
支那事変から大東亜戦争
中国戦場を顧りみて
従軍慰安婦
慰安婦にされた朝鮮半島の女性
現地慰安婦から聞いた話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

27
非常に生々しく加害体験が語られている。必読。2022/03/21

YUTAKA T

3
曽根一夫さんの本は自分の体験をもとにしているから非常に読みやすいし自分が日中戦争に従軍しているような臨場感を抱かせてくれる。不謹慎かもしれないが非常におもしろいので、飽きずに最後まで一気に読めた。私はこの本ではじめて日中戦争の悲惨な実態に触れたように感じた。日中戦争の悲惨さに触れながらも、日本軍兵士の気持ちを丁寧に追いかけているので、日本軍兵士を責める気には到底ならない。1996/07/21

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