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内容説明
画家はなぜ自画像を描くのか、あるいはなぜ描かざるをえないのか。そんな問いを発しながら、ここ2年ほど私は画家との対話を試みた。本書は「自画像の彼方へ」という題で雑誌『公評』に連載したものである。
目次
ルソー 素朴と威厳
モディリアーニ 薄幸の貴公子
ゴッホ 嵐のなかで
レンブラント 魂をみつめて
ドガ 孤独と毒舌
ドラクロワ 燃えたつ情感
シャルダン 静かなる心
ゴーギャン 苦悩のはてに
クールベ 傲慢と失意
アンソール 世紀末の祝祭
ダヴィッド 悲しき英雄
ゴヤ 強靱なる意志
ローランサン 愛と悲哀と
ピカソ 疾走する才能
デューラー 讃美と憂愁
ロートレック 稲妻のように
ムンク 内なる凝視
アングル 栄光に包まれ
レオナルド 哲学する心
プッサン 知性の煌めき