内容説明
ヤマタノオロチの正体と宝剣。「国譲り」はなかった!?ヤマトタケルは天皇だった!?徐福は日本で神になった!?初代天皇はニギハヤヒ?ヒミコはアマテラスか!?古事記は国津神のための鎮魂の書。「太陽の道」に並ぶ聖地。天皇家の苗字とは?…知られざる神々の物語が明かされる!思わず人に話したくなる!『古事記外伝』。
目次
第1章 物語の深読み(イザナギ・イザナミの第一子は誰?;イザナギを助けた桃太郎 ほか)
第2章 神様の深読み(「おむすび」の神様;ヒルコは彦星? ほか)
第3章 人代と伝説の深読み(サッカーの神様?ヤタガラスの正体;火の鳥、誕生! ほか)
第4章 遺跡や遺物の深読み(三種の神器にはどんな意味が?;八咫鏡は凹面鏡? ほか)
第5章 風習の深読み(お祭りは祟り神の慰霊と鎮魂;祟り神から守護神へ ほか)
著者等紹介
戸矢学[トヤマナブ]
1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒。主な著書『富士山、2200年の秘密』(かざひの文庫)、『縄文の神 よみがえる精霊信仰』(河出書房新社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミエル
19
年明けから3冊目の古事記関連本。先に読んだ2冊より細かい謎に焦点を当てた薀蓄本の立ち位置。あとがきにもあるけれど、深い考察や見解を求める方には生ぬるいだろうけど、初心者には程よい深さ。覚えたての知識に肉付け、こうして雪だるま式に理解が深まると楽しめる。2019/01/17
hiyu
6
記紀等に関する入門編の部分もあるといえばそうなるのかな。面白かった、想像を掻き立てられたとありふれたものではあるが、非常に楽しい内容であった。こういう説もあるのね等と、関心を示されるものでもあった。2019/08/07
ミニチュアシュナ
2
日本史はこれまで勉強してなかったので、内容的には楽しかった。ある程度の背景を知っていると、理解が深まるのではないかと感じる。2019/01/17
Junko Yamamoto
2
本当に面白かった。多面的に記紀が語られており日本の深層がよくわかる。ただ半島からの騎馬民族文化の視点はない。2017/08/11
ますぴ
0
神様の名前が長すぎて覚えられない。年を感じました。歴史書がない中で過去を推測するのは夢があります。人間は、将来も気になりますが、過去も学びたいですね。2024/09/16