内容説明
親日感情を育てたのは長州人だった!?歴史からポップカルチャーまで、複眼で見たリアル台湾。
目次
第1章 台湾スケッチ(「美麗島」と呼ばれる風光明媚な島;広がる中国への警戒心;日本文化とアメリカ文化の影響;台湾の飲食文化;台湾のライブ・シーン)
第2章 台湾歴史概説(オランダ統治時代;明・鄭政権統治時代;清朝統治時代;日本統治時代;中華民国統治時代)
第3章 長州人が台湾近代化の過程で形成した親日感情(楫取道明(教育)
児玉源太郎(政治)
長谷川謹介(インフラ整備)
賀田金三郎(開拓))
第4章 21世紀の台湾はどこへ向かうのか(「台湾人意識」の構築;台湾人にとっての「日本精神」(リップンチェンシン)
台湾の人々へのインタビュー)
第5章 台湾ポップス(TW‐POP)シーン(台湾ポップスの牽引者たち;山地民族音楽の多様性)
著者等紹介
福屋利信[フクヤトシノブ]
1951年、山口県生まれ。山口大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
3
長州って独特だなーと。だいぶ前に立ち読みしただけなので感想が雑・・・とりあえず登録。2017/04/26
shun
0
★★★☆☆2020/07/25
Masa
0
台北在住の先輩に頂き、読了。台湾総督府の第2代〜5代総督は皆長州出身。殊に第4代総督の児玉源太郎の8年に渡る統治時代の影響が色濃いと言う。児玉さん、貧乏のドン底からの立身出世の軍人。ドイツのメッケル少佐の薫陶を受け、真のコスモポリタンだった児玉さんの治世のお陰で今の良好な関係があるんですねー。台湾の人々のインタビューも興味深い。中国と断絶すべし、って意見は若い人に多いのね。結構みんなが好きなシンガーとして挙げていたA-Meiこと張恵妹、Youtubeで聴いてみた。とってもイイですね。2019/03/14