内容説明
近代ヨーロッパ国際政治の開幕を告げるイタリア戦争の、詳細にしてダイナミックな歴史。同時代人F.グイッチァルディーニの知られざる不朽の傑作『イタリア史』(全9集=原書全20巻)堂々完結。
目次
第18巻(一五二七年は様々な事件と災厄に満たされた年;エミリアに集結した皇帝軍の動き;教皇領における戦争の推移 ほか)
第19巻(ロートレック、ナポリを攻略するのではなく包囲する;フィリッピーノ・ドーリア、海戦で再び皇帝軍に勝利する;篭城軍の状況。ロートレックの時ならぬ頑固さ。他人の助言を聞き入れようとはしない ほか)
第20巻(フィレンツェのみ戦う。オランジュ皇太子、ラストラを取る。フィレンツェ領の諸都市、皇帝軍と教皇軍に降伏;マラテスタ・バリオーニと教皇との公然たる秘密の交渉;篭城軍の反フィレンツェの意図 ほか)
著者等紹介
川本英明[カワモトヒデアキ]
1955年、奈良県生まれ。早稲田大学在学中よりイタリア語とイタリア文学を学ぶ。ペルージア国際大学留学後、イタリア文学・映画の研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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