内容説明
本書は、生殖医学に関する生命倫理上の諸問題を取り扱っている。
目次
序章 「生殖医学」と「生命倫理」―解き放たれたプロメテウス
第1章 生殖補助医療技術について
第2章 生殖医療と女性の権利―人工妊娠中絶を転回点として
第3章 着床前診断に対する倫理的視座―ドイツの議論を通じて
第4章 人工生殖技術としてのクローン技術―安全性に関する懸念
第5章 「ヒト胚」の法的地位と尊厳―生命科学技術に関するわが国の規制をめぐって
第6章 胚研究における人間概念
第7章 生殖補助医療において子どもの権利を考える
第8章 生殖医療における自己決定とは―フランスにおける生殖補助技術への規制
第9章 「生殖補助医療技術」に関する報告の問題点―問題点の摘出と論点の整理
著者等紹介
長島隆[ナガシマタカシ]
日本医科大学助教授
盛永審一郎[モリナガシンイチロウ]
富山医科薬科大学助教授
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