内容説明
とめどもない腐敗と官民もたれ合いの中で失われた富と社会正義、日本型金融システムの「罪と罰」に迫る。渾身の書き下ろし+『噂の真相』連載コラム。
目次
第1部 兜町は死んだか(総会屋利益供与事件の本質―社会正義を恐れる企業体質;宿命の対決…銀行VS証券―銀行の証券潰し?;四大証券解体の始まり―一九九一年の怨念;生け贄か?サラリーマンの死―投資相談室長の犬死 ほか)
第2部 兜町の深層(暴落のブーメラン効果に襲われる株式市場;各界の“非行老人”の粛正追放を;阪和興業処理でバブルの後始末完了か;自殺と新聞値上げで株価上昇? ほか)