内容説明
本書は剣道時代に平成元年10月号から平成3年4月号まで連載された『剣道藝術論』をまとめて平成3年刊行。このたび一部内容を修正して、新装改訂版として復刊。
目次
五島の剣
剣道家の迷走
相和する
戦いの手順
優雅
稽古の本源を探る
原点からの出発
危機一髪の臨機応変
有効打突の研究
大道透長安(私の眼に映じた第38回京都大会)
点を線で突く“突き技”の極意
氣を錬る
感性を育てる
目の付けどころ
三殺法
全日本剣道選手権大会再検証
上段
母について
剣道は芸術である
著者等紹介
馬場欽司[ババキンジ]
昭和19年12月5日長崎県福江市(現五島市)に生まれる。長崎県立五島高―国士舘大学体育学部卒(昭和41年度)。学生時代に関東、全日本学生優勝大会でそれぞれ2回優勝。昭和40年関東学生選手権2位、41年全日本学生選手権4位。卒業後も全国教職員大会2回、国体、全日本都道府県対抗においてそれぞれ優勝、全日本選手権東京都代表など各種大会で輝しい実績を誇っている。さらに昭和63年には第34回全日本東西対抗(青森)に東軍代表として2度目の出場。また同年の全国教職員大会では東京チームの監督を務め、優勝に導いた。海外の剣道指導にも尽力した功績により、全米剣道選手権大会がテキサス州フォートワース市で開催されたとき名誉市民賞受賞。ブラジル・サンパウロ市において市議会賞と市議長賞を受賞。令和元年東京学連剣友会創立55周年記念感謝状受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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