内容説明
すぐに落ち込んでしまう、言われたことしかやらない、何をすべきかわからない…。いまどきの選手を前にして、指導者が困ってしまいそうな場面を30シーン取り上げ、「なぜそうなるのか」を解説。それを踏まえて、「では、どうしたらいいのか」を“打開策はこれだ!”として具体的に提案します。
目次
序章 指導者にとって大切なこと
第1章 選手と円滑なコミュニケーションを図るには?(ちょっと叱っただけなのにすぐに落ち込む選手が多くて戸惑う;自分の感情を上手にコントロールできない選手が増えている;自主的に「オレがチームを引っ張っていく」という選手が出てこない ほか)
第2章 チームを上手にマネージメントする方法とは?(自分で考えることがなく、言われたことしかできない選手が多いのだが;何事にも鈍感な選手に「気づく力」を身につけさせたいのだが;いつもネガティブな言葉を口にしている選手をなんとかしたいのだが ほか)
第3章 選手も指導者もやる気が出る環境をつくるには?(嫌なことがあるとすぐに退部したがる選手が増えて困っているのだが;ちょっと壁にぶつかると、すぐ「できない」とあきらめる選手が増えている;地味な練習や自分の嫌なことをやりたがらない選手が増えてきている ほか)
著者等紹介
高畑好秀[タカハタヨシヒデ]
1968年、広島県生まれ。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科スポーツ心理学専攻卒。日本心理学会認定心理士。同大学運動心理学研究生修了の後、数多くのプロ野球、Jリーグ、Vリーグ、プロボクシング、プロゴルファーなどのスポーツ選手やオリンピック選手などのメンタルトレーニングの指導を行う。現在、千葉ロッテマリーンズ、日立製作所野球部のメンタルコーチ。日本コンディショニング&アスレチック協会公認スポーツ心理学講師、NPO法人コーチズのスポーツ医科学チームリーダー、スポーツ統合サイトチームMAPSのスポーツ医科学チームリーダーを務める。スポーツメンタル、ビジネスメンタルに関する著書多数。また、テレビやラジオ、さまざまな雑誌、講演を通してメンタルトレーニングの普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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