出版社内容情報
林 邦史朗[ハヤシ クニシロウ]
著・文・その他
内容説明
大河ドラマの殺陣師として約40年。時代劇のクライマックス=殺陣を知り抜いた男、林邦史朗がその世界についてすべてを語りつくす。
目次
第1章 殺陣師とは何者だ?知っていそうで知らなかったその仕事・役割(殺陣とは、最高のクライマックスなのです;どんな監督のもとでも、動きを作り出す。それが殺陣師という存在 ほか)
第2章 私が手がけた大河ドラマ あの作品のあの殺陣シーンはこう作られた(「太閤記」;「源義経」 ほか)
第3章 殺陣こそ文化なり 殺陣師林邦史朗、文化の担い手としてのあくなき探求(「殺陣」の始まりと「殺陣田村」という革命;チャンバラスター、そして専門殺陣師の登場 ほか)
第4章 特別対談 役者・緒形拳×殺陣師・林邦史朗 殺陣によって育んだ友情 男二人、お互いの人生に感ずる意気(大河ドラマでの出会い若き血を燃やした「太閤記」「源義経」;殺陣が持つ魅力とは何かそして殺陣師という重要な演出家 ほか)
著者等紹介
林邦史朗[ハヤシクニシロウ]
昭和14年(1939)1月1日、東京都墨田区両国に生まれる。中学校時代に剣道を始め、高校時代に「劇団ひまわり」に入所、その後、殺陣師・大内竜生氏と出会い弟子入りするが、やがて独立。そして昭和40年には、25歳で史上最年少の殺陣師としてNHK大河ドラマ「太閤記」を手がけ、同時に日本初のスタントマングループ「若駒」を発足。以降「源義経」をはじめ数多くの大河ドラマを担当している。その間、剣術、柔道、合気道、空手、琉球古武術、中国武術など数多くの武術を学び、国内でも有数の武術家として知られる他、誰にでもできる護身術を研究考案し、その指導にも当たっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。